返信先: アイテムマッチで見るべき指標(数値)について

#1161
matumatu101631
キーマスター

お世話になっております。
ecWorks松下です。

頂いた質問に回答させて頂きます。

CPC=コストパ―クリックの略で「クリック単価」を指します。
商品毎に1クリックあたりにかける広告費用をいくらに設定するかや、
ストア全体の平均クリック単価を見る際に使います。

例1)商品AのCPCが25円=商品Aの広告が1クリックされる度に25円の広告費がかかる

例2)ストアの平均CPCが50円=ストアの平均クリック単価が50円かかっている

CTR=クリックスルーレートの略でユーザーに表示された回数(インプレッション数)のうち、ユーザーがクリックした回数の割合を計算したものです。

例)100回表示されて1回クリックされた場合=CTRは1.0%となります。

商品画像の良しあしでCTRが大きく変わるので、よければいい商品画像悪ければ現在の商品画像を改善する必要があるという風にも考える事が出来ます。

CVR=コンバージョンレートの略で購買率を指します。
アクセスに対して購入に至った件数に応じて数値が変動します。

例)100アクセスに対して5件の購入が発生=CVR5.0%となります。

ROAS=「Return On Advertising Spend」の略で広告の費用対効果という意味になります。

例えば使った広告費10,000円に対して50,000円の売上が立った場合、ROASは500%(広告費の5倍)となります。

利益率が50%のビジネスをしている場合、かけた広告費に対して2倍の売上が出れば利益がトントンになりますので、
ボーダーラインのROASは200%となります。※広告費の消費税は加味せず計算

利益率25%ならボーダーラインは400%です。
※広告費が10,000円、ROASが400%の場合売上は40,000円、利益率25%なら粗利益は10,000となる為、
広告費10,000円-粗利益10,000円=利益0円となります。

その為アイテムマッチ広告を運用するうえで押さえておくべきポイントは、

・自社の利益率

・ROASのボーダーライン

です。

自社の利益率が30%なら、ROAS333%が利益のボーダーラインなので、
広告費を使いながら利益を出す事を考えると目標ROASは概ね500~600%が理想となります。

参考になれば幸いです。
引き続き宜しくお願い致します。